簡単方位術 (日盤を作る)

日日是好日
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※毎日の吉方位の活用については
 まずこちらをご確認ください。
(活用について迷われることがあれば
ご相談ください

挨星法(周易遁甲)の作盤には
ザックリ 月盤、日盤、時盤の3つがあります。
ここでは、日盤の作盤方法についてご案内します。
この日盤から導き出す吉方位は、
1週間以上の旅行、出張などにのみ用いることができます。
また、普段こちらのブログでお伝えしている
毎日の吉方位(日帰り~数泊向け)を出す要素の一部にもなります。
しかしながら、以下3点にはご留意ください。

  • 日盤だけをみて日帰り~数泊のお出かけ用の吉方位を
    出すことはできません。
  • 引越しや移転には使用できません。
  • その吉作用は60日間続くともいわれていますが
    吉方位の滞在先で少なくとも1週間は過ごさなければ無効です。

気軽に用いるにはちょっぴりハードルが高い日盤ですが
作盤方法がシンプルなため、作盤に慣れるにはいいと思います。
もちろん、少し長めの逗留を計画される際はご活用ください。

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必要物品

  1. こよみ(日の九星と十二支と陽遁隠遁ようとんいんとんが判るもの)
    お好きなこよみを1冊手元に置くことは
    すごくイイことですしお勧めです。でも
    もし、お手元になければ今の時代web上で
    いくらでも確認できますので、それでOKです。
    こちらのページなども確認しやすいと思います。
  2. 紙とペン

作盤の手順

  1. 移動したい日の九星を調べる。
  2. 移動したい日の十二支を調べる。
  3. 移動したい日が陽遁ようとん隠遁いんとんかを調べる。
    【ザックリした陽遁隠遁ようとんいんとんの確認方法】
    こよみを見て日の九星が
    昨日より増加していれば陽遁ようとん
    (1~9の間で昇順を繰り返す)
    昨日より低減していれば隠遁いんとん
    (1~9の間で降順を繰り返す)です。
    ただ・・・
    陽遁始めようとんはじめ隠遁始めいんとんはじめの日は前日の九星と
    同じになります。
    そのため、細かいことを言えば
    陽遁ようとん隠遁いんとんに今日から切り替わる
    という日は、前日からの
    増加低減はなく昨日と同様の九星になり
    そこから増加を繰り返す(陽遁ようとん)若しくは
    低減を繰り返す(隠遁いんとん)となります。

    ちなみに今年(2024年)の陽遁始めようとんはじめは1月1日で、
    1月1日~6月28日は陽遁ようとん
    6月29日~12月25日が隠遁いんとんです。
  4. 1~3で調べた九星と十二支と、陽遁ようとん隠遁いんとんかをメモする。
  5. 4のメモの下部に三目並べのように3×3の格子を書く。
    (子供の頃やったマルペケの枠みたいな感じでお願いします)

作盤の具体例

では、ここからは具体例として
2024年3月31日の日盤を作成してみます。
2024年3月31日は陽遁ようとん
九星は一白
十二支は

地盤を作る

  1. 3×3の枠の真ん中に
    日の九星(一白なので)を記入する。
    のですが、実は各枠の中に
    上下に2つの数字を入れます。
    (下が地盤、上が天盤)
    そのため真ん中の枠いっぱいに
    1と記入せず
    枠内で1の上にも数字を入れられる
    余白を空けて記入してください。
    こんな感じ↓

    察しのいいみなさんは
    お気づきのことと思います。
    3×3の枠の中には
    1~9の数字が入ります。
  2. 次に右斜め下の枠に9と記入します。
    この地盤(枠内の下部)に
    割り当てる数字は、
    9→8→7→…1→9→8…
    という感じで降順に進める
    ルールだと考えてください。
  3. さらに右の枠に8と記入します。

    記入の順番は、
    今、作成中の地盤も
    地盤完成後に記入する天盤も同じで
    この↓順番になります。
  4. 順番通り降順に数字を記入していきます。

    地盤が完成しました。

天盤を作る

  1. 3×3の枠の外側に十二支を配当する
    イメージをしてください。
    「子」が真上にきて、時計回りに
    進めます。
    こんな感じ↓

    これを作成した地盤に合わせると
    こうなりますね。
  2. 2024年3月31日の十二支は午でした。
    午の位置にある数字は5です。
    日の十二支のある枠の数字、
    この数字(今回は5)を3×3の枠の真ん中
    の上側(1の上)に記入します。
  3. 次に数字を記入する位置は
    右斜め下、9の上になります。
    ここで1つだけ注意してほしいことが
    あります。
    天盤は
    陽遁ようとんの時は、数字を昇順で進めます。
    隠遁いんとんの時は、地盤同様に降順です。
    今回は陽遁ようとんなので
    5から始まり
    6→7…と進めます。
    6を9の上に記入します。
  4. 右の枠の上側(8の上)に
    7と記入します。

    では、天盤の残りも順番どおりに
    記入していきましょう。

    天盤と地盤が完成しました。

吉凶を判断しよう①

九星気学の方位取りでは南が上、北が下
のような表記になるようですが
周易遁甲では北が上、南が下になります。
東が右で西が左です。
地図と同じ向きなので
親しみやすいと思います。

もう少しだけ基本ルールの説明があります。
天盤でも地盤でも5の入っている方角は
使えません。

さらにその5の入っていた方角
の対角の方角も使用不可という
ルールがあります。

ということで
今回は北と南が既に
使用不可となりました。
また、真ん中は元々使用するものでは
ないので5が入っていてもいなくても
気にしないでください。
むしろ真ん中に5があれば
最初に使用不可になってしまう
方角が2つだけになるので
マシかもしれません。
もし真ん中に5がなければ
最初の段階で4つの方角が
使用不可になる可能性もあります。

吉凶を判断しよう②

このページの最初に掲示されている表をご覧いただき
各方角ごとに天盤(横軸)と地盤(縦軸)の数字から
クロスする箇所を見つけてください。
そこがなら大吉です。
△や✕は使用できません。

2024年3月31日の日盤の大吉方位は
東北と東南 となりました。
考え方としては
3月31日に出発して
(日盤活用の場合、出発時間は問いません)
自宅から東北か東南の方角で
1週間滞在すれば
なかなかいい祐気取りが出来る
ということになります。

今回は3月31日を例に作盤しましたが
この手順で進めれば
いつの日盤でも作れます。
毎日作ってみて
慣れていただいたり
少し先の予定を立てる際
ちょっとみてみようかな
といった感じで使っていただければ
幸いです。

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